トイレに水槽は置けない?12の問題点を徹底検証してみた

トイレリウムを始めようと思ったけれど、「トイレに水槽を置くなんて、衛生面が心配」「スペースがない」「メンテナンスが大変そう」といった声をよく聞きます。確かに一般的な感覚からすると、トイレに水槽を置くのは抵抗があるかもしれません。でも、本当にそうなのでしょうか?

実は私も最初は躊躇していました。どうしてもトイレ=不衛生というイメージが頭にあります。でも先入観にとらわれすぎると、新しい可能性を見逃してしまうかなと。

今回は、トイレに水槽を置く際の問題点を12項目ピックアップして、実際の経験を踏まえながら、具体的な改善方法を紹介していきます。

トイレに水槽は置けない?12の問題点

衛生面の心配は本当に必要?

「トイレに微生物やバクテリアが多くて、水質が悪化するのでは?」という心配をよく耳にします。でも、実はこれ、ちょっと考えすぎかもしれません。

そもそも微生物やバクテリアは、私たちの生活空間のどこにでも存在しています。トイレだけが特別というわけではありません。キッチンのスポンジや、スマホの画面にだって、たくさんの微生物がいるんです。

ただし、便器からの飛沫対策は必要です。これは簡単な工夫で解決できますよ。

あとは換気扇をこまめに回すことで、空気中の微粒子も減らせますね。

スペースの確保は工夫次第

「トイレは狭いから、水槽を置く場所がない」という声もあります。確かにその通りですが、これは住空間全般に言えることですよね。一般的な住宅では、どの部屋でもスペースの確保に工夫が必要です。

トイレットペーパーのストック棚や突っ張り棒で簡易的な棚を作ることもできます。

安全性は小さな工夫で確保できる

「水槽の重さで床が抜けたらどうしよう」とか「水漏れが心配」といった声をよく聞きます。確かに不安ですよね。でも、私の経験から言わせてもらうと、ちょっと心配しすぎかもしれません。

実際のところ、30cmサイズの小型水槽なら、水を入れても20kg程度。大人が1人立っているより軽いんです。それに、アクリル製の水槽を選べばさらに軽量化できます。

水漏れが心配な方には、防水マットやトレーの設置がいいかも。

私も最初は不安でしたが、水漏れで困ったことはありません。トイレって水が出てきて流れるのでもしかして床防水になってる?

もちろん定期的な点検も忘れずに!

リラックス効果は想像以上

「トイレに水槽って、なんだか違和感…」という意見もあるでしょう。でも、実際に設置してみると、その考えは大きく変わります。

私の場合、メダカの水槽を設置してから、トイレでの滞在時間が少し増えました笑。楊貴妃の群泳を眺めていると、自然と心が落ち着いてくるんです。スマホをいじる時間が減ったのも、予想外の効果でした。(トイレスマホは家族には内緒です笑)

水槽のライトは室内照明と合わせて選ぶと、より統一感のある空間になります。LEDライトなら省エネにもなって一石二鳥です。

メンテナンスは意外と簡単

「水槽の手入れって大変そう…」という不安の声もよく聞きます。確かに大

変です。特に仕事や予定が詰まっているとどうしてもメンテナンスが後回しになります。

でも、実際にやってみると、それほど思ったほど手間はかかりません。

ポイントは環境を整えること。

濾過装置や、水草を上手く配置すれば、生態系が安定してメンテナンス頻度を減らせます。

私の場合、月1回程度の簡単な水換えと、季節ごとのフィルター清掃で十分まわっています。

音の問題は意外と気にならない

エアーポンプやフィルターの音が気になるんじゃないかって?実は、これも杞憂でした。

そもそもトイレって、普段から水の流れる音がする場所ですよね笑

実際、フィルターの小さな水音は、むしろ心地よいBGMになっています。むしろ寝室に水槽があった方が音は気になるでしょう。それでも気になる方には、静音設計の機器を選ぶという手もありますよ。

電気代は工夫次第

「24時間稼働させると電気代が…」という不安の声も聞きます。確かに気になりますよね。でも、実際に計算してみると、意外と安く済みます。

大雑把に30wの電気を一時間使うと1円です。

小型の水槽でエアーポンプとLEDライト使っても30wもいかないと思います。仮に1日10時間動作させて10円、30日だと300円です。

もちろん無駄に電気を使うことは良くないと思いますが、趣味、リラクゼーションと考えると全く気にならない値段かなと思います。

ちなみに家のトイレリウムは合計100w弱なので単純計算で月1000円程度電気代がかかっています。

もちろんタイマーを使って照明時間を調整してますし、電気代がかかる保温系も最小限になるように工夫しています。

温度管理も心配無用

「トイレは温度変化が激しそう」という心配の声も聞きます。確かに、一般的なトイレは断熱性が高くないかもしれません。

でも、これも住宅の構造によって大きく違います。マンションの場合、室内にトイレがあれば極端な温度変化は起きにくいですし、戸建ての場合でも、ヒーターとサーモスタットで適切な水温を保てます。

うちは寒いので笑。冬場はヒーターが必要ですが、照明から保温を取っているのと、最低限、凍らないようにパネルヒーターを使っています。

大事なのは寒さに強いものを選ぶです。でも逆に寒さより暑さのほうが管理が難しいです。

アレルギーについて

「水槽からの湿気でアレルギーが…」という懸念もあるようです。これは、人それぞれの体質に関わる重要な問題です。

正直なところ、アレルギーがある方は、まずは病院で相談することをおすすめします。水槽の設置以前の問題として、体調管理が最優先だと考えています。

ちなみに私はアレルギーで動物が飼えません。子供の頃、もしペット飼うなら水槽で飼える生き物にしなさいと医者に言われたのを覚えています。

清掃は計画的に

「水槽があると掃除が大変になりそう」という心配も多いですね。でも、これも工夫次第です。

私の場合、トイレリウムを始めてからトイレ掃除を少しやるようになったので、以前より清潔です!

水槽の外側の掃除も、トイレ掃除のついでに水槽の外側を拭いたりして、見た目はキレイを保てます。日々の掃除も億劫にならず、ちょっとした時間を見つけて少しずつ掃除してます。

緊急時への備え

地震や漏水が起きた時の対応には確かに不安があります。でも、トイレという場所に限った心配ではありませんね。どこに水槽を置くかも考えるべき問題です。

対策を立てておくことで、その不安は解消できます。

例えば水槽の下に防水シートやトレーを敷いておけば、万が一の漏水被害も最小限に抑えられます。

地震への備えも大切ですね。専用スタンドにしっかり固定するのはもちろん、水槽は低い位置に設置することで安全性が高められます。

停電対策

突然の停電で、フィルターが止まったり水温が下がったりすることへの懸念もあります。これもトイレに限らず、水槽を置くならどこでも考えておくべきポイントです。

電源装置を導入しておけば、停電時でも機器は一定時間動き続けます。

手動のエアポンプや乾電池式を用意しておくと、長引く停電でも酸素供給は確保できます。

ヒーターは保温材で水槽を包んでおけば、ある程度の温度変化も防げます。

準備をしっかりしておけば、停電も怖くありません。

トイレに水槽は置けない?まとめ

トイレに水槽を置くことへの12項目をピックアップしました。

不安要素を実体験を交えながら検証してきました。いかがですか?確かに、誰でも不安を感じます。

実際にやってみると、それぞれの課題には適切な対処法があることがわかります。

むしろ、日々の生活に小さな潤いをもたらしてくれる、素敵な趣味の優先度が上がります。

毎日使うトイレ空間だからこそ、ちょっとした工夫で大きな癒しの効果が得られる。それがトイレリウムの魅力だと思います。みなさんも、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。